まるいたろう見たAC長野パルセイロ 2008

10/19 第44回全国社会人サッカー選手権 2回戦
    対クラブドラゴンズ戦 4−0


前日より開催、5日間連続で行われるハードな大会です。
前日は矢崎総業のチーム、バレンテを相手に延長の末PK戦を制したパルセイロでした。

昨日は仕事で行けなかったのですが、今日はバイクにて新発田市へ参上しました。
相手は大学リーグ、JFLと参戦している流通経済大学の3軍にあたるチームで、大学生です。
対して長野は控え組中心のターンオーバー。

ドラゴンズは俗に言う「人もボールも動くサッカー」を標榜している模様です。
実際良く走りました。
特にトラップミスなどボールがルーズになりかけるとすぐにチェックに来ます。しかもマメです。

結果から書きますと、技量と体力に勝る長野が試合を制した形になりました。

序盤から相手中盤のチェックにボールを持てませんでしたが、それに慣れてきた前半10分
相手ゴール前左斜めにポッカリ開いたスペースにボールが出ると、大塚が美しくシュートを決めて先制です。
しかし、ドラゴンズはめげずにまじめにチェックを繰り返し、前半はそのまま終了です。

後半、サイドから攻撃する長野に運が向いた。
エンドライン近くからマイナスにゴール前に入ったボールが、相手DFの頭へ出会い頭に衝突。
あっけなくネットに吸い込まれ2点目です。

さらにエース要田を投入すると前線に余裕が出てさらに長野ペースになりました。
栗原、大塚と連続でゴールを決めて終わってみれば4−0で勝利となりました。

試合はあと3試合あるのですが、このまま優勝して、優勝枠で地域決勝大会へ出場。
そしてJFL昇格となってもらいたいなぁ、と思います。

    
9/7 対松本山雅戦 リーグ最終節 1−0 リベンジ成る!



タフなシーズンでした。
内容の濃いシーズンでした。
そしてうれしいエンディングでした。

やりました!優勝です!
          GKピンちゃんの背中に注目

いよいよ最終節。
勝てば優勝というプレッシャー。
最高にヒートアップしたスタジアム。
難しい試合でした。
しかし、先週よりとても良く走れました。
特に両サイドでのボールと人の動きが良い。また、思い切り良くボールが前に出ます。
これぞ長野のサッカーです。

こうなると松本も押されます。ボール支配率は55:45というところだったでしょうか?
しかし、引き気味になる松本と良い反応のGK原に対し上手いシュートが出ず時間は40分を過ぎました。

松本のPA左カドに押し込むと、松本DF三本杉が突破を後ろから抱えてしまいPKゲットです!
要田が真っ先にボールを持ってPKポイントへ。やる気だ。

静まり返る長野側。主審のフエが鳴る。
静寂。      
GK原がわずかに動く。すばやい振り足でネットに突き刺す要田。
先制です!
最高のタイミングでした。すごいぜ要さん!!


後半も良く攻め立てます。前半よりシュートも増え良い内容でした。
しかしなかなかゴールが生まれず時間はあと10分。

要田が押し倒される。
今日ジャッジが不安定な主審に対し、少々異議を唱えたか、はたまたファール抗議の倒れこみが遅延と取られ
たか要田にイエローカードです。
まずいかに見えましたが、その後の様子を見ると覚悟の行為だったようです。(サバサバしてました)
良い時間つぶしだったようです。

そしてロスタイム3分に突入。ヒートアップするゴール裏。
そして・・・タイムアップのフエ・・・・
優勝です。苦しいシーズンでした。
でもようやくここにたどり着きました。

そしてこれからです。地域リーク全国大会が待っています。
あと4つか5つ。勝てばJFLが見えてきます。
行きたい!! 全国リーグ。
頼んます、AC長野パルセイロ。バドゥ監督。


さて、スタジアムでは試合直前にイベントがありました。
バックスタンドにオレンジビッグフラッグ。メインスタンドではオレンジボードの一斉掲揚。


とても素晴らしく遂行できましと。
皆さん、本当にありがとうございました。

8/31 対松本山雅戦 長野県選手権決勝 1−2 残念・・・



天皇杯への出場権を掛けた決勝戦。優勝は松本でした。
残念でありました。松本の方が長野より勝利への執念が強かったようです。
松本の執拗な中盤でのチェック、あるいは長野の集中力の無さか中盤でのパスが繋がりません。
また、ゴール前での思い切りが悪くシュートが少ないです。

そうこうしているうちに押し込まれて失点です。
要田、小田と主力が欠けているのが響いているのかシャッキリしません。
それでも失点後は元気が出ました。40分に惜しいシュートをGKに阻まれ前半終了です。

後半途中から要田を投入するも追加の失点。今度は前掛りになったところをカウンターでした。
ですが、栗原、小田と投入されるといつもの攻撃の形ができました。
そして終了間際に1点取りました。

残念な結果でしたがこれも結果。気持ちを切り替えて来週のリーグ最終戦に臨みたいですね。


8/2 対ツエーゲン金沢戦 南長野 2−1 試合途中で調子が戻った!

キックオフ。
選手が固いです。先週の敗戦を引きずっているのかもしれません。

立ち上がり活発だった選手の動きも、時間とともに鈍くなっていきました。
そして20分過ぎ、緩慢な守備ラインの真ん中でパス交換されて失点。
「そんなバカな」
というのが正直な感想でした。なにか歯車が狂っています。
選手同士のつながりが無くなっています。

ゆえに攻撃も不発です。
バスの意思相通が無い。ハイボールの落しはそこに人が居ない。スルーパスも受け取り手無し。
あの絶好調のチームはそこにはありません。
相手は3位とはいえ、先週のJSCに比べ明らかに組織力の劣るチームなのですが・・・

                               手前でしゃがんでいるのがバドゥ監督です
後半から大塚が入ります。
これが効いたのか、はたまたバドゥの指示か中盤の活動がアップしています。
それでも繋がりの悪さにより攻撃は不調です。

ですが徐々に金沢ゴールへ押し込んでいく長野。
ついに後半15分、
スローインからのボールが「ポトリ」、とGK前に落ちた所へ大典が滑り込んで押し込みました!!

うれしい同点ゴールです。そしてこのゴールを境にあの強いサッカーが帰ってきました。
パスが繋がりスペースに走り込む!
どうして出来なかったのか不思議でなりません。しかし、これもサッカーなのでしょう。

さらに押し込む長野ですが、金沢も負けていません、速攻を中心に長野ゴールに迫ります。
段々と金沢選手の足が止まってきます。そして1人が動けなくなると審判が給水タイムを取りました。
この休みで金沢に元気が少し戻りました。
残念なことではありましたが長野選手はさらに攻め立てます。だが時間が無くなって来ます。
いつぞやのホームJSC戦のようにサッカーの神に祈った40分過ぎ、栗原が逆転ゴールを挙げました!
嬉しさに湧き上がる南長野のスタジアム。バックもメインも大拍手です。

ですがこのゴールシーンは、栗原が蹴ったところだけしか覚えてないんです(汗
暑さと嬉しさで記憶が跳んでいるのかもしれません。

だがロスタイムは4分。長い。
それでも激しく守備をした長野が耐え切ってタイムアップ。
激闘でした。下は終了直後のものです。 丸山選手がちょっと膝を痛めました。座り込む選手もいます。


記憶に深く残る試合になったといえるでしょう。これでまだ優勝の望みがあります。
よくぞ耐え切ったパルセイロの選手たち。みんな惜しみない拍手で選手を祝福します。


優勝したいですね。

さて、今日GKにノグチピントが起用され観客の意表をついていました。
私の見る限り、反応速度の速さが魅力です。
そして大きな声で守備陣を叱咤激励する川口ヨシカツタイプのGKでありました。
私の好みです(^^

7/27 対JSC戦 JSCグランド 1−3 無念・・・

完敗でした。
そうとしか書きようの無い試合でした。

立ち上がりこそ互角の一進一退の展開でありましたが、徐々にボールのキープ率が下がってきました。
私の懸念していた唯一の不安
 「ボールタッチの不正確さ」
を付かれています。

ちょっとトラップが大きいと横から来てボールを奪われます。
ドリブルでちょっと足元からボールが離れるとカットされます。
ハイボールの落しも、そこがオープンスペースだと掻っ攫われます。
パスも安直なものは読まれています。

そのためセンターラインから前へボールが出づらい状況が続きました。
これでは自慢のFW陣も活躍のしようがありません。

足元の正確さのほかに、スペースへの走りこみという点でも負けていました。
いつもの走るサッカーが鈍っていたとも言えるかもしれません。

3失点はいづれも前掛りになったあとカウンター気味にやられてしまったものです。

試合後、個人的にアンラッキーが続いていたせいか悔しさに涙してしまいました。
それでも遠く新潟まで沢山のサポーターが乗り込んだこの盛り上がりは本物と思います。
 
最後に、得点はPKでのものでしたがそのPKを貰った攻撃は、今年のパルセイロの良い所、
早いボール回しとゴール前の素早いアタックでした。
チームは成長しています。
あと2試合。まだまだ頑張りたいですね。

7/13 対ヴァリエンテ富山戦 南長野 5−0 難しい試合でしたが

後半立ち上がりの要田のゴールが試合を決めたといっていいでしょう。
やはり要さんは凄い。


                         要田とピンちゃん

出場停止で大典を欠き、飯田もいない。
また、下位とはいえソツの無い選手揃いの富山。さらに俗に言う「ハマる」という試合展開でした。
パルセイロがボールを出すと、ちょうど富山選手が居てパスカットされてしまうのです。

そんなわけで攻撃の組立てが奮いません。
ゴール前までに時間が掛かり良いシュートが打てません。
そろそろ選手にも焦りが見え初めてた、そんな前半40分ごろ。
PA内左でシュートしたボールはDFかGKに阻まれましたが、右に流れた処を待ち受けていた貞富が押し込み
先制です!
苦しい試合はMFの得点で凌ぐ、という良い展開です。

後半開始。満を持してエース要田が登場。
いきなり素晴らしい仕事です。

後半5分ごろ、GK前、右から入ったボールをトラップしながらDF1人かわします。
そして素早く且つ狙い済ましてGKをループで超してゴールイン!!
凄いとしか言いようが・・・

25分ごろに2点目、30分ごろにはGKの股間をすり抜けるスライディングシュートでゲットして、またも
ハットトリック達成です。
オマケに終了間際の籾谷のゴールは要田の精度ピッタリのミドルクロスでした。
    
          後半の得点は全て要田絡み。凄いです。

前半の途中に得点の入らない予想が頭をよぎり、またも実力判断の試合と思った試合でしたがこれはまた、予想
を裏切る終り方でした。
去年までなら良くて0−0、ややもすると1点取られて負け試合の可能性もあったのですが強くなったものです

さて、後半途中から期待の新加入選手 GKのノグチピント選手が出場しました。
いい男です。
出場は短時間で実力はまだ判りませんが、試合後声を掛けたら明るく答えてくれて握手までしてくれました。
絶対いい選手です!!(^^

計算上はリーグ戦の次JSC戦、その次ツエーゲン戦に勝てば優勝です。
2位JSCとの勝ち点差は僅かに「1」 頑張って欲しい。

 おまけ
 5点目を自ら決めて喜ぶ籾さん


6/29 対サウルコス福井戦 南長野 7−0 言うことなし!

試合前に情報はあったのですが・・・
選手発表で驚きました。なんと4トップです!
 要田 大典 兼子 藤田

攻撃サッカーの究極の姿、そして並みの監督では成し得ない4トップです。
しかもMFは貞富と土橋の2人だけです。

どうなるか? 成し得てしまいました。選手も監督も凄いです。

それでも試合当初は組立てがスムーズではなかったのですが、開始10分ごろゴール前のこぼれ玉を高田がナイ
スなミドルシュートで先制点をゲットすると流れが長野に来ました。
20分頃に要田が浮き玉をヘッドで落しながらコントロールシュートを決めると、前半のうちに兼子が2得点。

後半に入り、藤田、要田、要田と取りついに7点目。
要田の2点目が圧巻。
ゴール前で福井DF2人をフェイントでかわしながら、ターンしつつサイドネットへコントロールシュートで
決めました。素晴らしい!! 
  
  ハットトリックを決め、モミさんと喜び合う要さん。
 
 実は正直4トップは不満でありました。
 なぜなら試合を組み立てるMFが2人しかいないのですから。
 実際今日の試合では組み立てての崩し、というのはあまり見られませんでした。
 (要さんの1点目辺りまでは不安でした)
 攻撃はロングボールで一気に前線へ押し出す形が多かったのです。
 が、しかし弱いチームのようなただの放り込みでは無い、長野式速攻サッカーが展開されていました。

 ボールが出ると、大体が予定されていた選手がボールの出る位置に走り込みます。
 良いサッカーです。 (裏でコッソリ土橋ヒロがフォローしています。)
 4トップと聞いて、力で捻じ伏せられたら合格か?と思っていたので、ずばり合格でしょう。
 夢に近づきつつあるのかな?
 
 最後に、FW以外の選手もみんな良い仕事をしていたことも強調しておきます。
 特に土橋ヒロと丸山先生の確実な仕事には頭が下がります。

 
 
 
 試合後にインタビューを受ける兼さん カッコイイー
 


6/15 対日精樹脂戦 南長野 4−0 初タイトルです

全国社会人サッカー大会の長野県予選が決勝を迎えました。
相手は日精樹脂サッカー部。

格下ということもあり、籾谷、丸山、土橋、貞富など主力を温存です。
   
            要さんは出ていました。
しかし前半は得点が入らず少々焦りました。
ですが後半は立ち上がりから得点するとあれよあれよと、計4得点。
ボールの流れが良くなったのか、それとも前半を無得点に押さえ日精の選手が「ほっ」としてスキができたのか
ともかく素早くボールが日精ゴールに迫ります。

そして試合終了。
AC長野パルセイロとして、そして南長野で初のタイトルを得ました。
表彰状を受け取る要さんです。

                 優勝はやっぱりいいですねぇ。
 全国大会で優勝するとこちらのルートでJFLに昇格できるので頑張って欲しいですネェ。

 今回は書くことが少なかったので写真を貼ります。
 実は初めてデジタル一眼レフカメラを買ったのです。
               
         
        
             俺たちの兼さんカッコイイ!

さて、来週からまたリーク戦再開です。ひとつよろしく頼みます。
 
6/8 対松本山雅戦 アルウィン 0−0 まだ力が必要なのか。

信州ダービーです。
 
パルセイロのデキは悪くなかった。いや良かった。先週の金沢戦並みでしょう。
だがしかし、点は取れなかったです。
それが全て。

試合開始後10分も試合を見れば、チーム力は長野の方が上なのは明らかでした。
・フィジカル ・走りの良さ ・テクニック ・戦術理解度
今日は全て長野の方が良かったのです。
特に1対1の場面でボールを奪うのは多くの場面で長野です。
右から左から松本陣内へ切り込んで、面白いように攻め立てました。

だがしかし、点は取れなかったです。

強いて言うなら松本の方が意地があったのかもしれません。
長野が甘かった、という訳ではありません。
松本には「負けたら終わり」「長野に負けるか!」
という意地がありました。特に守備陣は必死でした。

それでも、そんな相手から点を取れるような強い力が必要なのでしょう。
全国へ行くためには。


今日のパルセイロサッカーに注文があるとすれば、中盤から出たボールをゴール前に持っていくとき、
もっと工夫や変化を付けられたらいいなぁ、というところでしょうか。

他会場ではJSCとツェーゲンの試合でJSCが勝ち、リーグは長野、JSC、金沢のダンゴとなりました。
私たちの推測では、長野が崩れない限り最後の相手はJSCではないか?、と言われています。
その試合まで、もっと精進して力をつけて欲しい、長野パルセイロ。

6/1 対ツェーゲン金沢戦 金沢市民サッカー場 3−1

要田キタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!
  

すいません、嬉しさのあまり取り乱してしまいました。

前半戦の大一番、5戦負けなしの金沢を相手した試合で、ついにエース要田の威力が発揮されました。
前半45分も大詰まりとなってきた43分あたり。
プッシュ、プッシュの長野攻撃陣が金沢のゴールエリアに殺到する中、センターちょい右から左アウトサイ
ドヘパスが飛び出します。
その左へ飛び込んでくる要田! 軽く、そして確実にあわせて先制です。

ゴールシーンの10分ほど前から再三にわたり要さんが狙っていた角度でした。
その直後、金沢がセンターサークルで試合再開して、すぐに笛が吹かれ前半終了です。

要さんよかったなぁ。これぞエースの仕事!

さてこの試合、金沢5連勝、長野4勝1分けの首位決戦でした。
ネットでの情報によると金沢の強さはハンパで無いとのこと。しかしその一方でFW奈良にボールを集めて
そこから展開、という判り易いサッカーとも聞くのでした。
対して長野は、エルザ時代の「人もボールも走るサッカー」が復活しつつあります。
そして共に中盤のシッカリし具合が攻撃力を左右するチームです。

試合開始後からすぐに金沢は長短のパスで奈良にボールを出します。
しかし長野は籾谷をメインとして、奈良のマークを厳しくしてボールに触らせません。
殊にハイボールは籾谷がほぼすべてに空中戦を制してボールをカットしていました。
コレが効いて金沢はシュートに持っていくことが難しくなりました。

長野は中盤から前線の左右へボールを散らす攻撃なのですが、金沢の中盤でパスを取られることが続きなか
なか前線へボールが出なくなっていました。

そうして時間だけが徐々に経っていきました。
一進一退のゲーム運びでしたが、前述の通り43分ごろ要田のゴールで先制しました。
実は30分を過ぎたあたりから長野の走りが金沢を上回りだしていたのと、要田が左からえぐる動きを繰り
返していたのが実を結んだのでした。


後半開始。長野の試合への入り方が心配されましたが、その心配をよそに見事に攻め上がる長野。
逆に動きが遅く感じられる金沢でした。
そしてすぐに、大典、藤田と得点を重ね、気が付いたら3得点でした。
いやー、素晴らしい!

その後は攻め疲れか金沢の攻撃がつづくと、不運なジャッジでPKを取られしまい失点してしまいました。
また最後の10分ほどは守備ラインが下がってしまい押し込まれましたが、DF丸山と籾谷を中心に良く持
ちこたえました。

そして試合終了。ついに今節で長野が首位になりました。
しかしリーグ戦はまだ前半戦が終ろうとするところ、来週のアウェー松本山雅戦が難関となります。
今日の勝ちに浮かれず、確実に勝利をもぎ取って欲しいものであります。

今日は攻撃で要田が目立ちましたが、守備では新加入の丸山が良く効いていました。
籾谷が主に奈良のマークに忙しい中、GKのちょっと前側で堅実な守備ラインを形成していました。
試合の最終盤には押し込まれた場面でも落ち着いて、しかもにこやかにDFラインを上げるように指示を
出していました。
丸山がいなければもう一点とられていたかもしれません、また丸山がいるから籾谷が安心して奈良のマーク
にいけていました。

さてすでに書きましたが、来週の松本山雅戦が重要になってきました。
長野相手に100%以上の力を出す松本にキッチリとした勝ち方を見せて欲しいと思います。

おまけ
私は公式のバスツアーで行ったのですがその人数は約50名程かと思います。
しかし会場に着くと同じような数の長野サポーターがすでにいたのでした。驚きました。
  
この位置から後ろが応援用のエリアでした。(上の写真を参照してくださいまし。)
長野の人の間にも、だいぶサッカー好きが増えているようでうれしくなりました。


5/25 対JSC戦 南長野 1−1 強いチームは強い。でも誇れる試合だった。
 
前節アウェイ、ヴァリエンテ富山線は都合で遠征できませんでした。
さて、今日からはいよいよ強豪の登場です。
新潟の雄、ジャパンサッカーカレッジが今日の相手。

今日は気合が大事・・・ってなんか、なんか、なんか、あれ。
開始10秒チョットで失点してしまいました。
キックオフで右に出たボールを籾谷がカット・・・できずに突破されると、その後ろが準備できておらずに
アタフタしていると左の元長野の蒲谷へ。どフリーのまま基本どおりにシュートしてゴール・・・
あらぁ(^^;

しかし「開始直後の得点は、不吉の証」を信じてチームを応援です。
がしかし、チームはショックから立ち直れないのかそれとも連勝疲れかどうも全選手が活発になりません。パスが繋がらずゲームが作れません。

何度かJSCのチャンスを耐え忍びます。
イライラしてきた30分過ぎ、突然チームが走り出します。
(会場が静まり返った瞬間に、ゴール裏からいくつか罵声が飛んだせいかしら?)
走りだせばボールが繋がるのがパルセイロのサッカー、良い攻めが続きます。

残念ながら前半は終ってしまいましたが後半に期待です。

後半も走ります、攻めもプッシュプッシュで良いのですが中央に固まり気味でちょっと工夫がないか?
ただ、徐々にJSCに余裕が無くなり、目だった攻めが減っていきます。
後半30分過ぎからはパルセイロの一方的な攻めと言っても過言ではなくなってきました。

しかし肝心のゴールは生まれません。さすがJSC、最後の踏ん張りが良いようです。
「もうダメか!サッカーの神様、せめて1点!」
と祈った後半40分ごろ、中央から右に出たボールを要田がキープ、これを焦らず、そして素早くミドル位置
のクロスを出すと逆サイドに走りこんだ籾谷が流し込みゴール!

ついにJSCのゴールを抉じ開けました。
しかしロスタイム2分のうちに追加点が取れず引き分けで終了です。
残念とも、とても良かったとも言える試合でしたが、私は評価したいと思います。
なぜなら強い相手に劣勢な試合、その中でいかに頑張るか、元気と根性を出して相手に挑む気力と体力
こそチームに必要な「JFLに相当する力」ではないか。
と試合中に考えていたからです。

実際、両チーム体力切れに近い、後半30分過ぎからのパルセイロのプッシュは素晴らしかったのです。
今日の引き分けはチームの運命に大きな区切りをつけるモノだったかもしれません。
  

それにしても初頭に書いたジンクスは強力ですなぁ。

5/11 対フェルヴォローザ石川白山戦 8−0 良い試合でした。


前節サウルコス福井戦は3−2と辛勝でした。
当日仕事だった私は帰宅して結果を見て冷や汗でした。

今日は去年経営危機で、チーム分解の危機を乗り越えたフェルヴォです。
選手の流失が続きましたが今年のチームの質はどうか?
悪くは無いです。結構走れますし基本的技術もあります。しかしツメが甘いようでした。

前半10分ごろ、左サイドから入ったボールがGK左手前で土橋へ。コレを素早くワンタッチで右に流すと
コレがよい崩しに。最後はボールを大典が押し込んで先制です。

さらに20分ごろ、セットプレーから籾さんが押し込んで2点目。
そして30分ごろ、GK左前で高田がクロスが高く上がって・・・コレがゴール右サイドに入る!
軌道を考えると狙ったループシュートのようでした。いいですねー高田。

後半はフェルヴォに退場が出たせいもありゴールラッシュになりました。
後半から出場の兼子が得点すると、ゴール裏まで来てくれました。うれしそうだったなぁ。
同じく後半から出場の藤田が2得点。1点目はターンからのシュート、2点目は飛び込んでのヘッド。
大きな可能性を感じさせる選手です。
DFの丸山もセットプレーから頭で入れました。強いチームはDFも得点を取るもの。良い傾向です。

最後に小田がロスタイム寸前に入れて8−0で終了です。
今日は両チームともGKがよく当たっていました。特にフェルヴォのGKは5度ほど決定的なシュートをブ
ロックしていました。本当は10点くらい取れていたのかもしれません。
長野のGK海野もよかったです。反応の速さが良いようです。

しかし今日の試合、エースの要田がいまだ不発でした。どうにもボールの入り方が要さんに合っていなかっ
たようです。最後の15分くらいは焦りも見えるほどでしたが結局無得点でした。
どうも運も無い要さんでした。
しかしこれから連戦そして強豪が続くなか、
これからこそ要さんのチカラ(技術と経験)が必要となる
はずなので、是非また頑張って欲しいです。
今日だって誰も行かないスペースを埋めたり、ゴール前でワンタッチの上手い変化を付けたりとがんばって
ましたもの!

おまけ
 
左 新しいアイディア これイイですね  右 さすが加賀の地 我が家も浄土真宗(一向宗)なのです


4/12 開幕 対グランセナ新潟戦 3−1 良い。だが、しかし悪い。

今年も北信越リーグが開幕しました。
今年の昇格はグランセナ新潟とサウルコス福井。その相手と開幕1戦、2戦と続けて戦います。

まずはセレモニー
 

さて、試合ですが、開始早々にPKを貰うのですが、要田が蹴るもGKに止められてしまいます。
  ・・・力みすぎて踏み込みで蹴る方向がバレバレですよ要さん。
こういう時はどうしてもゲームが重くなりがちなもの。
去年の最終戦のように、中盤を短めのパスでドンドン繋いでいくサッカーは見ていて楽しいのです。
がしかし、アタッキングゾーンに入ると硬くなってしまうのか、シュートに結びつきません。

ただ、コレは相手が十分な技量を持っているせいでもありました。
グランセナは昇格組ではありますが、パスカットやそのときのトラップの仕方、ポジショニングなど基本的
な技術がシッカリしていて綻ぶ場面が少なかったのです。

しかし前半35分過ぎ、PA左からセンターへパスが出ると貞富が頭で当てます。
これがうまくボールの方向を変えてゴールインしました。 
ああー、前半に得点して良かった(^^;

さらに40分ごろ、センターから大典へパスが通りこれを左から落ちついて流し込み2点目。
おおっ、いいぞ。
続いて相手がペナルティエリア内でファールをしてレッドで退場。
これはPK判定でしたが、キッカー要田が最初と意地で同じところに蹴ったが・・・、
相手のGKがらくらくとめました。  そりゃ読まれますよ、あの踏み込みじゃあ・・・

後半藤田を入れる。飛込みが思い切り良く面白そうな選手です。
しかし、同時2枚換えの影響か中盤でのダイナミズムが消えてしまいもたもたしています。
するとカットされたボールがするするとゴールに迫り、混戦の中ループで決められてしまいました。
やはり要さんがPK決めておけば・・・。

重い空気が流れるスタジアムでしたが、後半30分ごろ、新潟ゴール前にボールが入り揉めていたところ、
大典が足先で押し込み3点目です。まぁ、安心しました。
そして試合終了。まずは勝利でうれしいです。

  
           勝利に沸くゴール裏

さて、試合は序盤の15分以外は重めの雰囲気でしたが、チームの可能性は十分に感じられました。
監督の意思(戦術)を感じさせる中盤の人の配置と走りこみのタイミング(欲しい所に居る)
そしてワンタッチがメインのパス交換。中盤から短い手順でゴールに迫る方法論。
と、いつかテレビで見たイラン代表のサッカーに似てきたと思います。
惜しむらくは指令塔の位置で正確に落ち着いてボールが捌ければ、確実にシュートまで行けそうな感じを受
蹴るのです。
そこが雑といいますか、慌てているのか正確性が無く連携が繋がっていないように見受けられました。
そこを直してほしいと思います。

守備は今日なかなか良かったと思います。
薩川コーチの影響か、DF丸山の統率か無駄に守備陣形が崩れることが無かったですね。
またシュートブロックも効いていたと思います。
特に籾さんと丸山の距離感が良く、つかず離れずに良く守っていました。

まぁ、とにかくいろいろな事件があり、運は無かったとかいう感じがしました。
ですが勝てたので良かったというモノでしょう。

来さて週の福井は行けないのです。相手福井は今日松本山雅と引き分けた相手。
是非勝ってチーム力を見せ付けてもらいたいですね。


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